近日、弊社が主催するハイレベル産業人材育成国際協力プロジェクト調印式が中国の美しい山岳都市である重慶にて開催された。式では、日本長崎総合科学大学と重慶市黔江区某高校とのオンライン契約と、弊社と重慶市黔江区某高校の現場契約が結ばれた。コロナウイルスの世界中での影響の中、国際提携として新たな試みになった。
その前日の午後、弊社の汪社長は上海から黔江区に到着し、駐重慶日本総領事館総領事の渡辺信之殿と副領事の川畑暁絵殿のご一行を迎えにあがった。当日、黔江区政府副区長、教育委員会書記、重慶市外務省などの関係の幹部の方々が渡邊総領事をはじめとする日本からのご来賓の皆様を歓迎し、座談会と晩餐歓迎会を行った。また、株式会社日本能率協会コンサルティング(上海)と株式会社東振精機(蘇州)の代表の方も弊社の招待を受けてご来賓として出席頂いた。
図1 座談会
翌日の9時、重慶市黔江区の5つ星ホテルで式が正式に行われた。渡辺総領事、黔江区教育委員会書記米仁文、と汪社長が出席され、スピーチを行った。また、式には重慶市外務省の幹部や日系企業代表者、周辺各中等専門学校や各高等学校、短期大学の校長、学生代表、保護者代表など、約150人が出席された。
図2 汪社長より総領事殿に伝統文化と手作り工芸品をご紹介
図3 渡辺総領事殿のご挨拶
図4 米仁文書記のご挨拶
弊社の汪社長の講演では、冒頭に日中両方の関係者に対し、心から感謝の御礼を申し上げたうえ、黔江区政府が決定した「一心、両地、三区」の「十四五」の教育発展の総合目標を巡って、国際教育に専念する教育企業とし、積極的に国際教育連携に取り込んで行きたいと決意した。主には下記の4つの目標を表明した。1つ目は黔江区を中心とした重慶東南部で優良な日本語教育基地を建設し、ユニークな教育プロジェクトを行うこと。2つ目は中日人材と教育交流プラットフォームを構築し、国内と海外の教育リソースをジョイントすること。3つ目は中日人材輸出と業界交流プラットフォームを構築すること。4つ目は黔江区の国際的な経済貿易交流、文化交流、及び友好都市の設立推進、観光やその他の産業の国際化を支援すること。
図5 汪社長のスピーチ
スピーチの後、関係者はオンラインとオフラインの形式で協定に署名し、該当地域においては、国際間協力の歴史に新しい章が開かれた。
図6 調印式の現場
図7 風景